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2016年4月17日日曜日

音楽依存症に注意!音楽のない時間も楽しいもの






ネット依存が流行りの昨今、
眼から脳への影響に注目が集まりますが
耳だって重要な感覚器官です。
むしろ、『目を休めて音楽を聴こう』なんて方向へ。
今回は、音楽のない時間の有用性についてです。


音楽依存症について

ネット依存については、ほとんどの人が
『私のことだ』と認識できるものの
音楽に依存しているかは、なかなか気付きにくいものです。
ヒーリングミュージックの存在などもあって
音楽が流れている=充実した環境
と思い込んでしまいがちです。

寝る前、もしくは寝ている間に
音楽を聴いていないとよく眠れないなんて人いますよね。
きっと入り口は、『入眠のためのクラシック』など
入眠を促す効果を体験している場合が多いです。
そのうち音楽がないと落ち着かなくなり
最後には、音楽なしで眠れなくなってしまいます。
完全な依存状態ですね。


聴覚への影響

眼と同じで、耳も酷使すると
急激に機能が失われていきます。
弱視があるように、難聴という危険が潜んでいます。
目覚まし時計からわかるように
耳は寝ている間も機能しています。
睡眠時くらいは休めてあげたいものです。

脳への影響もあります。
耳腔は脳の近くまで続いていますから
音の振動が脳近くまで届いています。
頭痛などの症状として現れる場合があります。

それに加え、
耳には三半規管(平衡感覚を担っている器官)があり
そこへ影響すると眩暈などの症状も現れます。

最近では、耳で光を感じているという科学的な見解があり
日中に、耳へある程度の光が届いていないと
憂鬱感として現れる場合があるそうです。
ヘッドフォンやイヤホンで塞いでしまうと
光は届きませんよね。


音楽のない時間が大切なワケ

音楽の聴きすぎについて話を進めてきましたが
ここからは、音楽がない時間が大切な理由を
解説していきます。

音楽は、歌詞とメロディの2つからなり
メッセージ性がかなり強いです。
心への影響も大きく、
癒す効果も期待大と言われています。
しかし、こんな経験ありませんか?
心の底から感情が沸き立つような
素敵な楽曲に出会い
あまりに好きすぎてその1曲のみをリピート再生して
しばらく聴いています。
しかし気が付くと、お気に入りBGMレベルにしか
関心を持てなくなってしまった…
これは、音楽に依存した場合の典型です。
薬にしてもタバコにしても
繰り返すうちに、身体はそれに順応し
さらに強い刺激がないと感じ取れなくなります。
音楽も同じで、繰り返すうちに慣れてしまい
素敵だった曲が色あせて感じます。

もうひとつ、音楽の無い時間で
感受性が磨かれる点です。
生活の中で、私たちの周りでは
色々な音が鳴っています。
雑音と呼ばれるものから、自然を感じられる音まで。
確かにヒーリングミュージックの効果は大きいです、
しかし良い天気の日に締め切った部屋の中で
川のせせらぎを聴いているのは健康なんでしょうか?
一歩外に出れば、
もっと素敵な音に出会えるかもしれませんよ。
聴こえてくる音を、自分なりにとらえていくと
季節の移り変わりや、
子どもの笑い声に幼少期を重ねたり
とても感性に刺激を受けます。
音楽は、アーティストが想いをこめて作り上げたもの、
つまり聴く側の人間は受け身です。
しかし、周りに溢れる音から、素敵な音を吟味して
そこに何かしらの感情を見出すのは、
とても能動的で良い刺激となります。


まとめ

音楽は、人の生活をとても豊かにしてくれます。
同じように、少し立ち止まり
聞きなれた生活音をひとつ拾い上げ
その音に気持ちを馳せるのも
とても有意義な時間です。
季節の移り変わりを、温度や湿度だけでなく
聴覚や視覚からも取り入れると
生活はいっそう鮮やかに彩られていきますよ。
お試しあれ。

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