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2016年4月11日月曜日

最新鬱治療、磁気刺激治療(TMS)とは?







鬱病への注目が集まった為か
最近では、たて続けに新しい治療が
発表されていますね。
今回は、磁気によるアプローチです。


磁気刺激治療とは?

TMS(Transcranial Magnetic Stimulation)
経頭蓋磁気刺激法(けいとうがいじきしげきほう)
鬱病の場合、
脳の血流や代謝が悪いとされています。
この治療法では、脳の代謝を
磁気の刺激により活性化させます。
アメリカでは、すでに多くの病院に普及され
日本でも導入が進んでいるそうです。


具体的な効果とは?

この治療法では、
脳の背外側前頭前野という部分にアプローチします。
認知・意欲・判断などを司るこの部位は
悲しみや不安などを抑制する働きがあります。
そのため、この部位の働きが低下すると
マイナス感情を抑制できずに
抑鬱状態を引き起こします。
磁気による治療では
この部位に刺激をあたえ、活性化させることで
本来の活動を取り戻し
マイナス感情の抑制をさせることにあります。


この治療のメリットとは?

この治療の、最大のメリットは
短期間でじゅうぶんな効果が得られ
6〜8割の患者はその効果を実感できている
という点でしょう。
それに加え、副作用がほとんどないのです。


最後に

日本ではまだ認可されていないため、
保険適応外となります。
ざっと180万円ほど、
いわゆるデバイスラグにより
認可までは時間がかかりそうです。
早く一般的に普及してほしいものですね。

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