ブログ内検索はこちら↓

アクセスの多い記事

2019年7月9日火曜日

動悸を、運動で治すという考え方

動悸と運動



動悸の基礎的な情報はこちら

動悸には、原因がたくさんあります。
そもそも心臓に疾患がある、
高血圧症や糖尿病の場合も症状が現れます。
ただし、そういった場合は
医師に相談することで、適切に導いてもらえます。

私の場合は、心因性の動悸。
うつ病や気持ちの波、季節や人間関係など
原因が定まらず、余計不安になり
更なる動悸を引き起こす悪循環に陥ることも…
うつ病の私にすれば
心因性という言葉より怖いものはありません。
うつ病でいる限り、
治らないといわれているようなものです。
みなさんは、同じ悩みを抱えていませんか?


動悸の原理をおさらい

動悸のメカニズムを、おさらいしてみましょう。
動悸=頻脈(脈拍が速い)と勘違いしている場合が
多く見受けられます。
実は、除脈(脈拍が遅い)でも
動悸を感じる事があります。
もっというと、正常値であっても
動悸に対し不安感をつのらせていると
動悸を感じることはあります。

動悸とは、自覚症状が基準ですので
脈拍の増減や乱れがなくても
ドキドキを感じる場合は動悸がしている状態です。



心因性の動悸は、不安がつきもの

動悸が気になった場合は、循環器系内科で
血液検査とホルター心電図などを受けると
体が原因なのか、心が原因なのかが
はっきり診断されます。
しかし、実際に動悸という症状は表れているので
気持ちのせい、と診断されると
納得がいかないこともありますね。
(私がそうでした)
『特に問題は見つかりませんでした』
なんていわれてしまうと
『簡単に診断されてしまっているのではないか』
と不安になるのです。
相談できる内科医師にその話をしたところ
心電図と血液検査で、
ほとんどの異常が確認できるそうです。
私のケースも、相談した医師が再び結果を診てくださり
やはり異常なしとの事でした。


心因性の動悸は
動悸自体に敏感になってしまっている状態ですので
体に変化が起きていなくても
心が過剰に反応してしまい
動悸を感じてしまうんですね。
きちんと検査を受け、異常がなければ
まずは落ち着いて、その結果を受け入れましょう。


心因性の動悸、
動悸がするのを怖がっていると…

動悸のメカニズムはさきほどの通りですが、
その原因の一つに運動不足があります。
うつ病など、精神疾患からの動悸は
無気力に拍車をかけ、
心拍数の増加を恐れるあまり
運動をほとんどしなくなってしまいます。


運動と動悸の関係

なぜ運動しないと、動悸になりやすいのでしょう。

運動というと、
足や腕などを動かす骨格筋を思い浮かべます。
しかし、内臓にも筋肉はあります。
とくに心筋は心臓の動力源ですので、
衰えると動悸の原因になります。
『ドキドキするから、なるべく激しい運動は避けよう』
そう考えている方、1週間でいいので
汗だくになるほど毎日運動してみてください。
動悸よりも、爽快感を得ることができます。
もちろんそんな短期間で心筋は鍛えられませんが
うつ病に対してどれだけ有意義であるかが
実感できると思います。
それを続けることで、
ストレスの発散
セロトニンの増幅
動悸の軽減など
良い効果が現れはじめます。


心筋の鍛え方

では最後に、
心筋の鍛え方を紹介します。
それは実に簡単、普段より心臓を働かせることです。
『運動による動悸、どんとこい!』です。
心因性と診断が出ていれば、
医師に相談する必要もなく
激しい運動にトライしてかまいません。

特に効果的なのが、
有酸素運動と無酸素運動を行うこと
これを交互に行う運動を
インターバルトレーニングといいます。
きちんとした方法はありますが、
簡単にランニングで例えると、

①距離を稼げる走り方をする
②バテない程度に走り込む
これを交互に繰り返し、
休む時間を作らないように注意し行います。
1週間もすれば、びっくりしていた体も
運動に慣れて言うことを聞いてくれます。

これはどの運動でも使えます。
水泳なら、

①100mゆっくり平泳ぎ
②25mクロールで早く泳ぐ
温水プールが近かった頃は
これを繰り返して、
最後に平泳ぎ1kmを泳いでいました。
ランニングより手間ですが、
運動後の満足感は比になりません。


まとめ

運動は、食事睡眠と共に
生活を支える大切な要素です。
しかし、3つあげた中で
一番手間と時間がかかるかもしれません。
質の良い睡眠
バランスの良い食事
そして、積極的な運動も心がけ
心身ともに健康になりましょう。

うつ病を経て、得られる力

鬱病を経て




うつ病患者の方で、
そのことを『恥ずかしい』『情けない』
と感じてしまっている事はありませんか?
私もその一人で、
診察から投薬治療に至るまで
親にすら相談せずに
抱え込んでいた時期がありました。

しかし、長い間そんな奮闘をしていると
周りにも同じ境遇の方がいることに気がつき
実は、自分だけが特別
苦しい思いをしているのではないという事を知り
今ではうつであることを隠すことなく生活しています。
『情けをかけられるのではないだろうか』
『迷惑をかけるのではないだろうか』
『白い目で見られるのではないだろうか』
そんな考えは、取り越し苦労でした。
というのも、うつ病と縁のなさそうな人ですら
酷く落ち込むことがあると知ったからです。
気分のいい日があれば、理由もなく憂鬱な日もある
うつ状態は自然なことなんですね。


精神科医の見る、うつ患者の未来

うつ病の発症から完治までを見ている
精神科の先生から聞いた話です。
私が先生に
『他の病とちがって、
うつ病は漠然としていて不安です』
と話したところ、先生より
『喘息(ぜんそく)の発作が出たら
仕事を休むでしょ?』
『うつ病の発作が出たら
やっぱり休む必要があるんじゃないかな』
とお話がありました。
たった一回のやり取りでしたが
とても印象的な内容でした。

私はひどい動悸
動けなくなることがありました。
そんな時に休むことが後ろめたいなんて、
思いたくはありませんでした。
先生の言葉を思い出すと
気持ちが楽になります。

それに、やり取りの中で
『うつ病は他の病気と違い、乗り越えるごとに
心という部分が強くなっている』
と仰ってくれました。
今思えば、たしかにそうです。
いまだに動悸症状はありますが、
心は以前よりはるかに前向きです。
うつ病から逃げず、向き合ってよかったと
心から思います。


うつ病の経験談より

私のうつ病は
まだまだ、克服とは
呼べる状況ではありませんが
奮闘するというよりも
上手に付き合っていける段階にまで
良くなったと感じています。

症状が軽くなり
普通に日常生活を送れるようになった方の話を
先生に聞かせていただきました。

みなさん一様に
『人に優しくなれた』
『人の気持ちがわかるようになった』
と言うそうです。

うつ病とは、特殊な病気なのは確かで
社会にこれだけ浸透していても
『心が弱い』『逃げている』といった
偏見がどうしてもあります。
しかしうつ病を体験していると
他人の痛みを
素直に理解してあげられる力が
養われる気がします。

また、家族や友達のサポートから
どれだけ自分を思ってくれているのかを
知ることが出来るようです。
これは、他人を信じるうえでも
とても役立ちますね。

また、うつとの奮闘は
自身を知る良い機会になります。
自分の扱い方がわかると
気持ちの波を
上手に乗りこなす事ができます。

そして私がいちばん実感できたのが
うつ病患者と正しく接する事ができる
ということです。
うつを経験したからこその
うつのスペシャリスト。
これは決して恥じる事ではありません。
他人の痛みがわかるということは
とても素晴らしい能力です。


まとめ

うつ病の生活は、ほんとうにしんどいです。
どのくらいか、なんて
表現できないし
思い出したくもありません。
でも、他人への興味が深まったのは
私自身が感じる所です。
みなさんも、うつ病が
ただの病気ではなく
心の勉強なのだと思って
自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。

引き寄せの法則とうつ病の関係







引き寄せの法則というのを、ご存知でしょうか?
スピリチュアルでオカルトな印象を持っている方が多いようですね。
しかし、量子力学や物理学において
引き寄せの法則に対して肯定的な意見も多くあがっているそうです。

ちなみに私は、引き寄せの法則に対して
肯定派でも否定派でもありません。
客観的に「なるほどね〜」と思っている感じです。
ただ、個人的にかなり興味を持っています。
特にうつ病を引き寄せの法則にあてはめると
自分の状態を把握したいときに便利かもしれません。


「引き寄せの法則」を、簡単に紹介

引き寄せの法則とは
すべての出来事が、
自分の気持ちや考えが引き寄せた結果だ
という法則です。

引き寄せの法則がメジャーになり始めたのは比較的最近なようです。
ただ、昔からの伝承にもこの法則が多くみられます。
過去を生きる人たちも、なんとなくこの法則に気が付いていたのかもしれませんね。
ことわざを例にあげてみましょう。

「類は友を呼ぶ」
これ、
引き寄せの法則をそのまま表したような言葉なんです。
意味は「気の合う人は、自然と集まるものだ」
というもの。
他には
「泣きっ面に蜂(不運に見舞われ、追い打ちのようにまた不運に見舞われる)」

「笑う門には福来たる(笑っていると、更に嬉しいことがやってくる)」

など、昔から引き寄せの法則は
生活と密接に関わっていたようです。

これらの事例が、漠然とした運や不運ではなく
万有引力の法則の様な宇宙の法則だと提唱され
引き寄せの法則と呼ばれるようになりました。


うつ病との因果関係

引き寄せの法則をきちんと理解していない人や、うつ病を正しく認識していない人は
「あなた、憂鬱だと毎時間考えているからもっと多くの憂鬱を引き寄せているんですよ」
と言うでしょう。
大袈裟ではなく、私はかつて親しい人から似たような事を言われました。
この人がいった言葉は、悔しいですが正しいと思います。
ただし、半分だけ。

引き寄せの法則は、もっと単純です。
リンゴが木から落ちるように
当たり前のように身の周りをとりまいています。
そのため、もし私やあなたが
「憂鬱だ」と、頭で考えなくなったら
憂鬱の連鎖を断ち切ることになります。
考えなければ、起こらない
そして
起こらない事は、考えずに済む


引き寄せの法則を上手に使う

最後に、引き寄せの法則を上手に使う方法です。

先ほど、半分だけ正しいといいました。
もう半分はいったい何でしょうか?
これは、引き寄せの法則が
スピリチュアルでオカルトなものではなく
リンゴが落ちるのと一緒で
当たり前であり単純だと知ることです。
宇宙は単純に、人の考えたものをそのまま実現します。
「明日も憂鬱だったらどうしよう……」と考えていると
憂鬱が運ばれてきます。
かわりに、
「明日は良いことあるかな~」と想像してみてください。
できるだけ、具体的に。

冒頭でお話しした通り、私はこの法則を
肯定も否定もしていません。
ただ、この考え方はとても理にかなっていておもしろい!と思いました。
是非、試してみてください。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

ZenBack