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2019年6月21日金曜日

台風や地震でワクワクするのは、なぜ?意外な心理状態とは


災害時の心理



子どもの頃、
もしくは現在子どもという方は
一度は感じたことが
あるのではないでしょうか?

ニュースなどで台風の予報を見て
何か面白いことが起きるのではないかと
興味が湧いたり、
台風が上陸し
強い風や打ち付ける雨を目の前にして
ワクワクしたりしませんでしたか?
また、地震の速報にドキドキして
不安と同時に特殊な状況を期待している
そんな経験はありませんか?


ワクワクは人間の防衛本能

普段と違う環境下に身がさらされると
人は強いストレスを感じます。
台風や地震も例外ではなく
遺伝子単位で、どんな人でも
恐怖を感じています。
そんな中、ワクワクしたり
気持ちが高揚するのには
理由があるとされています。

例えば、台風がそれる事なく
住んでいる地域を直撃するとします。
台風を目の当たりにして
人間は本能的に
『どう身を守ろう』と考えます。
その状況に適応しようと
脳が働くのです。
そのため、恐怖という感情と同時に
その試練に対して興味を持つよう
本能的に脳が働くのです。


約束された安全による快感

また、恐怖という感情は
快楽を司る小脳扁桃という
脳の器官に伝達されます。
このとき分泌される物質により
人は恐怖を感じます。
しかし、自分が安全であると確証がある場合
例えば、子どものように守られる存在であったり
事前に速報などで
起こりうることを知っている状態だと
脳の前頭葉皮質の働きにより
恐怖という感情がセーブされます。

わかりやすく例えると
ノンフィクションの
ホラー映画を見ているような感覚です。
そのため、恐怖よりも
快感という感情を強く感じ取ります。
これにより、
危機的状況を一時的に
心地よく思ってしまうのです。


まとめ

天災により痛ましい事故は起こります。
しかし毎年聞くのが、
「川の様子を見に行って…」などの
軽率な行動です。
自らを危険にさらしてしまう行動をとったがために
命を落とすケースが多く見受けられます。
自然災害は予想がつきません、
台風や地震など災害時には
冷静になり、客観的に見渡し
安全な行動をとりましょう。

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