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2016年3月26日土曜日

知っておきたい、糖分と鬱病の関係








鬱病の食生活では、
摂取に気を付けたいものが
多数あります。
特に控えたいのが
アルコールカフェイン
この2つには、気を配る方も
多いのではないでしょうか。
しかし、控えたい項目には
もう1つ加えたい要素があります。
それが、今回お話する糖分です。


糖分の作用とは?

一般的な印象として
『カフェインは元気が出る』というように
『甘い物は頭の働きが良くなる』と考える人は
多いのではないでしょうか?
しかしカフェイン同様、摂取の仕方を間違えると
実は鬱状態を加速させる事実も
知っておく必要があります。


糖分を必要以上に摂取するとどうなる?

糖分が脳の働きを助けると考える方の多くは
一時期話題になった
脳の栄養は糖分という考えが
基盤になっているのではないでしょうか。
アメやチョコなど甘い物を持ち歩き、
疲れたら食べる習慣が離れない方は
いまだにいるかもしれません。
ただ、普段の食事に含まれるタンパク質脂質
体の中で分解されブドウ糖になります。
あえて摂取しなくても、足りていることが多いです。
しかし、そこへ甘い物をさらに食べ
糖分を過剰に摂取すると
鬱状態に陥ったり、
鬱病を悪化させる原因になりかねません。

糖分を摂取すると、一時的に高血糖状態と同時にセロトニンが放出され
『頭が冴える』『疲れが取れる』と
感じます。
しかし脳はこの状態を異常と感知し
インシュリンを分泌させます。
急激に、高血糖から低血糖状態に陥るのです。
糖尿病ではなく健康な人でも
低血糖状態になるんです。
むしろ健康な人は、低血糖に気付くことは
ほとんどないでしょう。


低血糖状態になると、どうなる?

低血糖状態になると、ストレス時に分泌される
ノルアドレナリンが放出され
冷や汗、喉の渇き、パニック状態を引き起こします。
その症状に、体はストレスを感じますが
すでにノルアドレナリンは分泌されているため
供給不足となり、強い不快感や倦怠感
気持ちの落込みなど鬱状態へと陥っていきます。
しかしその時には、
鬱状態を軽減させるはずのセロトニンも
すでに放出されています。
原料となるトリプトファンが足らずに
低血糖による鬱状態から抜け出せないのです。


糖分の正しい摂り方

糖分は、身体にとってエネルギー源ですので
『鬱病のために摂取を控える』
といった考えは危険です。
1番良いのは、バランスのとれた食事。
そして間食をしないことです。
糖分は、3食の食事から正しく摂取し
食生活の見直しをしてみると
疲れやすい生活の改善にもなりますよ。





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