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2016年3月17日木曜日

もうじき春、鬱の悪化にご用心。季節性感情(情動)障害





春といえば、優しい日差しに柔らかなそよ風
芽吹く新芽に小川のせせらぎ…

しかし、最近は春を満喫するどころか
『春、怖い』と身構えてしまう人が増えているそう。
私自身の鬱病も、季節変動を伴う場合が多く
やはり『春は好き、でも楽しめない』という1人です。


春の季節性情動障害について

以前の記事で、
冬に鬱傾向が出る季節性情動障害を紹介しました。
ただ、季節によって変動がある部分を除くと
春の鬱状態とは作用している要素が
少し違っているようです。

春、この言葉を聞くだけで
出会いと別れ
ゴールと新たなスタートライン
そんなものが想像されます。
いわゆる区切りの季節です、
とってもステキな季節だと思いますよ。
でも、鬱病のように
必要以上に感情が変動してしまうとすれば
こんなにストレスを受ける季節は他にありません。
冬から春への寒暖差による要因もありますが
春の鬱は、その行事の多さや人間関係の変化
これまで頑張った事の締め括りによる
大きな気持ちの変化が関わっているようです。


春に挙げられる、鬱の要因

まず、出会いや別れ。
学生なら尚更、親しかった友人との別れであったり
新学期の新しいクラスへの期待と不安。
もちろんそれを含めて、
春を楽しみたいところですが
潜在意識はそう簡単にはさせてくれません。
いくら心構えをしても、ひどく憂鬱になってしまう
そんなケースも少なくないんです。

また仕事の現場では、年度末により
いったん区切りがつきます。
これまで頑張った仕事の成果が
出る時期であったりと
ホッと一息つけるのではないでしょうか?
しかし、この背負っていたものをおろしたことで
空虚な気持ちに陥ってしまうケースが
実は多いようです。
ちょうど燃え尽き症候群が近い症状でしょうか、
張り詰めていた糸がフッと緩むと
なんとも虚しい気持ちになるものです。


せっかくの春だもの!

日本人は昔から、四季折々を楽しんできました。
特に春は宴が多く行われ、今も
花見という風習として残されています。
先ほども書きましたが、
この時期の憂鬱は身体的な要因よりも
心的な要因が強いため
春を楽しむということが大切です。

その方法としてあげられるのが
運動・ファッション・娯楽
当たり前のようですが、そこへ手が出ないのが
一番の問題です。
何より春は
運動しやすい気候と環境
ジャケットを脱ぎ捨てれる
宴の開催が山ほどある
つまり、少し手を伸ばせば
楽しみに満ちた季節なんです。




是非、今年の春は
楽しんでみてください。



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