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2016年6月6日月曜日

躾け(しつけ)と押しつけの違いとは?






子どもにとって、親はすべてです。
親の考え方や言葉、そして振る舞いを見て
5歳までには
性格の基盤ができるといわれています。
子は鏡といいますが、
子どもの成長をみて
親としての在り方を見つめ直そうと
心がけている人はどれほどいるのでしょう。
核家族が増えたぶん、
親自身がその在り方を見直す姿勢にないと
子どもへその影響が及びます。

子どもに話す時は

子どもは、自分の置かれている環境が
正しいと信じて過ごしています。
親は、絶対なのです。
叱られる際も、その内容が真実であり
社会的な観点と比較することはできません。
親が、叱る内容や叱り方を
きちんと見直す必要があります。

その際に、まず心がけたいのが
子どもを一人の人間として対等に接することです。
教える側と教わる側、その関係は変わりませんが
そこに上下関係などは存在しません。
そいでないと、親は子どもから
様子の変化を感じ取ったり
逆に教わったりする機会を失ってしまいます。
叱る内容に子どもが
『なんで?』と疑問や拒否を示したら
いったんその内容を
確認してみるといいかもしれません。
子どもと納得できるまで話し込みましょう。


躾(しつけ)と押しつけの違い

では、本題に入ってまいります。
まず、押しつけについてですが
まずは躾の正しい意味について
少しひも解いてみます。


躾という漢字をよく見ると
身+美という組み合わせ。
躾とは本来、
美しい身のこなしをありのまま見せる
という意味が込められています。
親が身をもって実践し
見せてあげる事で養われるということ
ひと文字にすべてが込められていたんです。

叱る内容に、子どもが納得できず
疑問を投げかけてきたり
駄々をこね聞ける状態にない場合
もしかしたら、叱る側が実践できていない
そういった可能性が大いにあるのです。
これは押しつけであり、
こどもは納得できるはずありません。
駄々をこねるという行為は、
躾に対し拒否を起こしている状態です、
強引に言い聞かせるより
何か理由があるのだと冷静に考えると
良い関係が築けますよ。


まとめ

有名な皮肉に
『家庭料理のお袋の味袋の味になって
取れてしまった〝お〟しつけにくっつき
おしつけになってしまっている』
なんていわれています。
今一度、親子のあり方を見直し
広い視点で情報を取り入れ
子どもに納得してもらえる躾を
していきたいものですね。

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