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2016年5月2日月曜日

鬱病の克服とは?気持ちの波から守る






鬱病ほど、曖昧な病気は無いと思っています。
どこから鬱病で、
いつから完治なのか。
謎だらけなのが現状です、
きっとだれもがヤキモキしながら
不安な気持ちで治療している事でしょう。


私の鬱体験から

鬱病には、
完治というのは無いと思います。
出だしから根も葉もない内容に
なってしまいましたが、
もし完治を目指して治療をしているのであれば
必要以上に労力を使っているかもしれません。
医学的にも、鬱病に関して
完治という言葉は使っていません。
他の病気とは明らかに違うことを
知っておく必要があります。


誰でも気持ちの波はある

心が健康な人と、鬱病患者とで
ストレスの度合いを比較したところで
なんの意味もありません。
問題なのは、同じストレスでも
自分にどれだけ影響力があるかです。
鬱病を甘えと解釈されがちなのも
同じだけのストレスを受けて
克服できる人からすれば、
そういった解釈が生まれるのも
わかる気がします。
ただ、そんな人でも
気持ちの変動はあります。

鬱病との大きな違いは、
海の堤防を思い浮かべると
わかりやすいです。
打ち寄せる波に対して、
堤防で防げる人がいれば
堤防を乗り越え波にさらされる人もいます。
波の高さが同じでも、
堤防の高さが変われば
ストレスから受ける被害も大きくなります。
ではなぜ、堤防が低いのか。
それには諸説ありますが
脳の働きによるものとされています。
イメージとしては、堤防が削れて
低くなった状態でしょうか。
はじめのうちは、頑張って堤防を直しますが
波が来るたび補強したそばから
流されてしまいます。
そんな事を繰り返しているうちに、
直そうと思う気持ちも薄れてしまいます。
だから、周りの人の理解が大切なのです。


鬱病の治療とは?

ここでも、先ほどの例えがわかりやすいです。
投薬治療などでは、まず
気持ちの波を鎮めます。
波が穏やかになれば、再び大波が来る前に
ある程度は堤防を補強できるからです。
それでも、びくともしない頑丈な堤防と比べれば
波による影響は大きいでしょう。
他人と比べてしまうと
なかなかポジティブになれないのも
そういった違いを垣間見てしまうからです。
でも、自分は自分。
それ以上でも以下でもありません、
まずは、自分のことを優先的に考えましょう。





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