びんぼうゆすり。
名前からして、日本では昔から
この行動に対し嫌悪感を抱いていた様ですね。
しかし、この行動は癖ではなく
どの人にも起きる反射運動です。
ということは、体にとって
意味があるということです。
なぜ、びんぼうゆすりをするの?
科学的な解明には至っていないというのが現状だそうですが、
いくつか説があります。
座っている状態が続くと、
下半身の血流が滞ってしまいます。
それを緩和するという説があります。
なにもしない状態が続くと
人はストレスを感じます。
それを解消するためだともいわれます。
ストレスからの逃避行動として、
無意識に脳をリラックスさせようと
別の行動で紛らわそうとする行動
ともいわれます。
摂り過ぎたカロリーを
消費しようと体が働く動作
という説もあります。
どの場合を見ても、体にとって
何かしらの負荷から
解放されようとする動作のようですね。
びんぼうゆすりがマナー違反なのはなぜ?
外国には、この動作に
特定の名前がついていません。
びんぼうゆすりと呼んでいるのは
日本人だけです。
由来は、
貧乏人をゆすっている人間の行動
貧乏人が寒さに震えている状態
など諸説あります。
どちらにしても、
悪い意味合いがあるのは確かです。
しかし外国でも、
この行為は嫌われています。
基本的に、びんぼうゆすりをする状態は
心が不安定な場合がほとんどで
イライラしていたり、不安でしかたない
などの場面が多く
平常心でないことを
アピールしているようなもの
なのかもしれません。
びんぼうゆすりで、体へ何の効果があるの?
しかし、びんぼうゆすりは
無意識な足の運動です。
運動量も多く、ウォーキングの
7倍の効果が得られるともいわれています。
また、下半身の血行が良くなり
むくみに効果的です。
同時に、エコノミークラス症候群など
滞った血流による症状緩和にもなります。
なにより、精神的な効果が大きく期待できます。
イライラしている人の癖
と位置付けられていますが、
びんぼうゆすりをすると、リラックス効果や
脳を活性化させる効果があります。
圧倒的に男性が多い!
たいてい、びんぼうゆすりといえば
男性がしている場面を思い浮かべますね。
女性と男性では、
基本的な脳の使い方が違います。
男性は右脳か左脳のどちらかをフル活動させるのに対し
女性は左右の脳を行ったり来たりして物事を判断します。
そのため男性より器量が良く
ストレスを発散しやすい
気持ちの切り替えがはやい
などの理由で、
男性の方がストレスをひきずる傾向があるようですね。
また、男性の仕草ワースト1ともいわれています。
人前では気をつけたほうが良いですね。
ただ、一人でいる時
故意的に行うと気持ちの切り替えに役立ちます。
上手に使いたいものですが、
癖にならないようにお気をつけください。
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