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2016年5月20日金曜日

口腔内の疾患セネストパチー、患者の気持ちを考える






先日、口腔内セネストパチーの記事に
コメントをいただきました。
その他にも、良くなりましたが
身近に1人患者の方がいます。
詳しく話を聞くと、
なんとも奇怪な内容で
それでいて耐え難い症状であることを
聞かされましました。


口腔内セネストパチーを知ろう

口腔内の歯・歯茎・舌などの
傷や病気による痛みではないものを
非歯原性歯痛といいます。
口腔内セネストパチーはここに含まれます。

セネストパチーは体感異常症といい
医学的に理解できない奇妙な感覚をさします。
皮膚の下を何かが這っている
脳の中を虫が食い荒らしている
などなど、口腔以外でも起こります。
中でも口腔内に起こる場合が多いようです。


口腔内セネストパチーで感じる不快感とは?

口腔内の場合、
舌にカミソリがついている
クモの巣が口の中にある
巨大なできものがコロコロしている
など、感じ方はそれぞれ違うようです。
しかし、読んでわかる通り
本人にとっては耐え難いものです。


セネストパチーの原因って?

いま有力なのが、神経回路の混線ということ。
間違った信号が末梢神経へ送られ
その感覚が幻覚のような痛みを
起こしているようです。
脳に何らかの原因があることになりますが、
医学的にはっきりわかっていないようです。
そのため、心因性とされることが多々あります。
実際に、鬱病や認知症などは
個の症状を引き起こしやすい傾向があります。


どこに診てもらうのが適切か

まず、歯科で見てもらっても
『問題ありません』で終わりです。
もともと痛みや違和感のある箇所に
傷や疾患があるわけではないので
解決には至りません。

どちらかというと、こういった症例を扱っている
心療内科へ行った方が
改善させる糸口が見つかりやすいのは
事実のようです。







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