自己の把握と人間関係の把握です。
今回は、この2つに焦点をあて
必要以上のストレスで苦しまない方法を
見つけていきましょう。
自分の許容範囲を知っていますか?
『言われなくても知っている』
自分のことは把握していると思う方が
ほとんどではないでしょうか。
しかし、もし知っているのであれば
ストレス社会なんて言葉は
生まれなかったことでしょう。
その背景には、自分と向き合う恐怖があると
私は思います。
というのは、脇目もふらず駆け抜けている人は
自分を知ってしまうことで
ストレスを目の当たりにしてしまうと
感じてしまうからです。
でも、自分にとって
どこからどこまでが受け止められるストレスなのか
それを知っていないと、
すべてを受け止める事となり
かなりの苦痛を強いられてしまいます。
ストレスというのは、その場で
すべてを受け止める必要はありません。
もし、すぐに対処できないストレスと直面した場合
避ける・保留にする
という選択技をつくっておくだけで
だいぶ余裕を持って過ごせます。
自分のコントロール下にあるストレスなのか
ストレスは外的な要因がほとんどです。
日差し、騒音、画面からの光など
物理的な刺激がある一方
対人におけるストレスも多く存在します。
特に目上の相手や上司となると
多少理不尽な内容でも吞み込む必要があります。
その場合、相手の感情に振りまわされやすく
強くストレスを感じてしまいがちです。
しかし、対人におけるストレスは
物理的な刺激と違い
自分でコントロールできません。
そのため、焦らずに
『これはコントロールできないストレスだ』と
見定める必要があります。
自分で解決できないストレスは
コントロールしないと決断し
ムリせず解消しようとせず、諦めるのも手です。
手に負えないストレスは…
避けたり保留にしたストレスについては
いったいどうしたらいいのでしょうか?
自分の許容を超えてしまった案件は
他人の意見を取り入れると、
スムーズに解消しやすいです。
同意・異議などあると思いますが、
自分以外の意見を取り入れることで
強みとして成長の材料になり得ます。
対人のストレスに関しては、
『上司がいなくなればいいのに…』
『あの人と会わなければ良いな…』
とマイナス思考にならず
ストレスとなった相手ありきで考えましょう。
相手の、反応の特徴を掴んだり
取り留めのない話を多くして
ストレスを受ける話題以外を増やしても
いいかもしれませんね。
まとめ
ストレスから逃げるといえば
とっても聞こえの悪いものです。
実際、子どもに対しても
『逃げてばかりいると成長できないぞ』
なんて言葉をかけることがあります。
ただし、大人はバックグラウンドがありません。
自分のストレスは、自分で解決します。
ただし、そのすべてに直面することが
正しいとは限りません。
中には、悪意をもった内容や間違った事柄も
多く存在します。
そういったストレスの選別を行いましょう。
自分に意味のないストレスと
真面目に向き合うことはないのです。
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