ムシムシして寝にくい半面、
ギラギラと注ぐ日差しにワイワイ盛り上がるイベント
家に閉じこもっていてはもったいないですね。
今回は、オノマトペについてです。
冒頭の文だけでも、4つのオノマトペが使われています。
シトシト(雨や風の強さ)
ムシムシ(温度や湿度)
ギラギラ(日差しの強さ)
ワイワイ(人の様子と人数)
それぞれ、わざわざ説明されなくても
『あぁ、雨が少し降っていて
湿気の多い暑い日なんだな。
日差しはなんだか強そう、
でもみんなが楽しそうだ。』k
とその様子が手に取るようにわかります。
日本人はオノマトペの天才
日本語には、音節や動詞・形容詞が
極めて少ないそうです。
英語では200語前後のオノマトペ、
日本語では3000語を超えているそうです。
そのおかげで、少ない言葉でも
相手へ状態を的確に伝えられるようになりました。
特に食べ物に関しては、
100を超えてオノマトペが存在していて
まわりくどく説明しなくても
美味しさや食感、鮮度などが表せます。
オノマトペは昔から存在していた
そんな面白い表現方法ですが、
実は平安時代からいまだに存在しているものが
多くあるのをご存知ですか?
今昔物語集に登場するものが、
今でも半分以上使用されているんです。
それに加え、現代でも新しいオノマトペが
続々と登場しています。
オノマトペは潜在意識に影響を与える
よくスポーツ選手が、ルーティンの一部として
面白いオノマトペを使っています。
いちばん浮かびやすいのが、
テニス選手がボールを打つ際発する
独特の叫び声があります。
それは選手ごとに違っていて、
じぶんなりの発声で自らを奮い立たせます。
脳にも影響する
脳には、意識的に使用する大脳と
無意識に活動している小脳があります。
人は普段、理性的に振る舞うため
大脳を駆使して生活しています。
しかし、それは共に大きなストレスとなります。
オノマトペは、小脳の動きを活発にさせ
頭で吟味して会話をせずに
リラックスした状態のまま
表現することができるのです。
オノマトペを利用した会話は印象深くなる
オノマトペを多用して会話すると、
言葉を理性的に捉えず
頭にイメージを浮かばせることができるので
会話の内容を、画像や動画を見るように
深く印象付けることが可能です。
あえてオノマトペを多く利用している偉人も
多く存在します。
まとめ
オノマトペは、日本の大切な文化です。
皆さんも、少し意識して
多く取り入れてみてください。
相手への印象が、少し変わるかもしれませんよ。
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