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2016年1月1日金曜日

鬱から生じる聞こえの悪さと、突発性難聴について





最近、耳の聞こえが悪い…
そんな悩みを抱えていませんか?


耳の機能

耳といえば
五感のひとつを感じ取る存在、
さらには
平衡感覚などもこの器官が司っています。

鬱病から
聞こえ難い、聞こえ方に違和感
といった症状が出る場合があります。
例えば
『いつも水の中にいるみたい』
『朝と夜で聞こえ方が違う』
などです。


聞き取りにくい症状、2つの理由

例えに出した両者は、
実は違う疾患を伴っている可能性があります。

聞こえるまでのメカニズムが関係しています。
音はで感じ取り、その情報がへ伝わります。
という事は、聞こえづらい理由に
耳に疾患がある場合と
脳に異常がある場合の
2通りあるということになります。


耳の疾患について

鬱病から発症するもので
突発性難聴があります。
実は明確な原因がわかっておらず
ストレス・ウイルス・内耳の血液循環障害
という説が浮上しています。
鬱病である場合は、
ストレス性の突発性難聴が疑われます。

しかし
鬱病で聞き取りづらい場合に注意する点は
その症状が常になのか日内変動があるのか。
症状が慢性的で、常に同じ状況であれば
耳鼻科への受診をお勧めします。


脳の疾患について

上記からの続きになりますが、
日内変動がある場合
鬱状態と聞こえ方がリンクしている場合があります。
鬱症状が強い時に聞こえづらく
症状の緩和と共に改善される場合です。
そういった時は、集中力が落ち注意散漫になりがちです。
意識的に聞こうと努力しても
記憶に残らなかったり
突然話かけられると聞き逃してしまうケースが多いです。


まとめ

どうしてもその理由を
特定の疾患に結びつけたがるのが人のさがです。
しかし、この様に具体的に
自分の症状を把握していないと
間違った診断結果になったり、
診断に至るまでの時間ロスにつながります。

特に鬱が絡むと、患者からの情報が頼りになります。
患者自身がきちんと状態を把握する必要があり、
早期発見にも繋がります。
聞く事は、大切なコミュニケーションのツールです。
聞き取りづらい状況は、
さらなる鬱エピソードを作る原因にもなります。
早期発見と、正しい治療が
大切になってくるのです。


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