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2015年12月12日土曜日

男と女、異なる鬱の事情





男女比でいうと、女性は男性の1.6倍の
鬱患者がいるそうです。
それでいて、男性のほうが女性より
2倍の自殺者がいるとか…

なにやら男性と女性では、
鬱病の根本が違うようですね。
そこで、男女の鬱を見比べてみることにしました。

男の鬱病

まず、自殺者が多い点についてですが
男性はどうしても
男らしさに苦しめられる傾向にあるようです。
女性からすると『なんだそんなことか』と
思われてしまいそうですが、実は
深刻な理由が裏付けとしてあるのです。

昨今、女性は
女性らしく過ごすか男性と肩を並べ切磋琢磨するかを
選べる時代になりました。
それに比べると、男性は未だに
男という肩書きを捨てられずにいるようです。
草食男子なんて言葉が最近聞かれるようになりましたが
女性はボーイッシュ、男勝りといった言葉が
ずいぶん前から使われています。
生活面でも男性は、周りはもとより
自分自身でも強くあるべきとの見方が変わらずあります。
そのため、
『自分が鬱なんかになるはずがない』
『こんなことで弱音は吐けない』と
自分を追い込む傾向にあるようです。
結果、鬱病の治療が遅れ
そのまま命を絶つケースが多いそうなのです。


女性の鬱病

なぜ男性より、患者が多いのか。
それは男性よりも
心のバランスを崩しやすいことにあるようです。
女性には月に一度、
ホルモンバランスが不安定になる時期があります。
女性ホルモンは自律神経の調整といった機能もあり
その部分が不安定になるため、
鬱状態になりやすいそうです。
また男性より
失恋、失業、死別により鬱病へと陥るケースが多く
ちょっとした変化も、敏感に感じ取ってしまいがち。
また、男性ではあまり見られない
自傷行為や過食、拒食といった
症状としても現れやすいようです。


まとめ

これだけ違いがあるので、
異性へアドバイスをする
異性へ相談する
といった時には
気をつけたいところです。
その様なシュチエーションの際、
鬱の異性に関わる場合は
聞き役に徹した方が無難な様です。


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