アルファ波=癒されると思っていませんか?
もちろん、間違いではないのですが…
無条件に信じてしまう前に、まず
アルファ波について学びましょう。
CDなどにアルファ波とよく書かれています、これは
収録されている音楽や自然音に、アルファ波へ導く音が
多く含まれているという意味です。
では、アルファ波が多いと
なぜ癒されるのでしょう?
人の脳は、微弱電気の周波数によって
コントロールされています。
基本的には
アルファ(α)波
ベータ(β)波
シータ(θ)波
デルタ(δ)波
と4種類あります。
(5種類という説もありますが割愛)
それぞれを状態ごとに並べ
紹介していきましょう。
ベータ波
生活や仕事など活動的な場合に多く
ストレスにさらされている状態、
緊張しているので長時間この状態が続くのは
望ましくないらしい。
アルファ波
リラックスした状態であり
自己の能力を最大限に引き出しやすい。
良いアイデアなどは、脳に余裕がある
この状態が出やすいとか。
シータ波
意識はお休みしていて、
潜在意識のみ働いている状態。
まどろんでいる、もしくは瞑想している場合に多い。
記憶には最適で、勉強ではこの状態が良いとされている。
デルタ波
深い眠りの状態、心までが休息に入り
質の良い眠りの状態。
無意識であり、よく言う
脳スイッチオフの状態。
上から順に周波数は下がり、
デルタ波を超えた周波数はない。
(というより、それは脳死を意味する)
どんな場合にも、生きている限り
微弱ながら電気信号が送られているのが
脳というものだそうです。
これでわかりましたね、故意的に
脳からアルファ波を出してしまおう、というのが
CDなどに書かれたアルファ波の正体です。
詳しくは1/fのゆらぎと呼ばれる、
自然音に多く含まれる一定の振動が
アルファ波へ導く手助けをしてくれるそうです。
クラシックなどで、
これを含む音の多いものもあるそうで
そういったものをCD化したものに
アルファ波の記載があるようです。
最後に
実は、ロックなどでも人によっては
アルファ波が出ます、
逆に、アルファ波と記載があっても
でない場合もあります。
この違いは、人の好みに影響されたためです。
ムリにヒーリングミュージックを聴くより
大好きなロックを聴いている方が
リラックスできる人もいるそうですよ。
音楽はあくまで娯楽、治療と捉えるより
楽しみたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿