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2016年9月20日火曜日

自分には二人称で語りかける、上手なセルフトーク






以前、自分に対して声をかける
セルフトークについて記事にしました。

セルフトークとは、
自分に対して言い聞かせたり
自分を奮い立たせたり
自分の失敗を見つめ直したり
いわゆる自問自答のことです。

この方法については十人十色、
ネガティブな内容で
自分を追い詰めてしまうこともあったりと
無意識に行うことが多いですが
意識的に気をつけたい部分でもあります。

そんなセルフトークについて
おもしろい情報を仕入れたので追記します。


〝わたし〟ではなく〝あなた〟と呼ぶ
これはある大学チームの研究によるもので
『わたしは出来る』と一人称で語りかけるより
『あなたは出来る』と二人称で語りかける方が
効果が上がるというもの。

実験内容は、
100名ほどの学生に
パズルを解いてもらいます。
その際、解く前に
自分に対して出来ると言い聞かせます。
半分の学生は、『わたしは出来る』
もう半分は『あなたは出来る』と言い聞かせます。

結果、後者の『あなた』と
二人称で言い聞かせたグループの方が
成績がよく、解く姿勢も前向きだったそうです。


なぜ、二人称が有効なのか
研究に携わった教授によると
人は、岐路に立たされた時や
気持ちを奮い立たせる時
自然と二人称になってしまうそうです。
思い返してみれば、確かにそうです。
私も
強く言い聞かせようと試みる時
『オマエなら出来る!』と
無意識に言っています。

もう1つ、大きな理由があります。
アドバイスをしたり、もらったりする場合
相手がいます。
その時は二人称で
キミ、あなた、オマエと呼ばれることでしょう。
人は二人称でアドバイスを受けることに
慣れているんです。
そのため、効果違いが出たのです。


まとめ
自己暗示をする際も、もう1人の自分に対し
あなたと語りかけます。
素直に言葉を受け入れやすいためです。

冷静になって、
客観的に自分を見たい場合を考えると
確かに合理的ですよね。
是非、参考にしてみて下さい。

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