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2016年6月15日水曜日

夏と冬の、活動意欲の差はなぜ起こる?






日本は四季がはっきりわかれ
それぞれが4ヶ月周期で移り変わる
なんとも贅沢な国です。

いままで、四季折々の鬱病を紹介してきました。
季節性鬱病ですね、
季節と気持ちはとても強い関わりがあります。


夏は活発になれる、冬に活かせないの?

夏は、活力が湧く季節。
鬱病患者にとっても、過ごしやすい方が多いようです。
(夏季鬱病の方、ごめんなさい)
そんな私も、冬・春の鬱状態から解放され
何事にも積極的になれる一人です。
常々思うのが
『夏の気分を、冬に活かせないものか』
ということです。
夏の活力ある生活で、冬もアクティブになれたら
これほど良いことはありません。
しかし、これまでの調べで
そういった事例がないことが薄々わかってきました。
冬には冬の過ごし方
夏には夏の過ごし方があるようです。

本能には、抗えない

そもそも、人はなぜ
夏はアクティブ(積極的)で
冬はパッシブ(消極的)なのでしょう。
それは本能が関係していて
野生の動植物を見ると納得できます。

野生のクマを例にあげるとわかりやすいです。
冬という季節は、気候の変化によって
変温動物は仮死状態(冬眠)になり
植物は日光と水分を充分得られず葉を落とします。
ほとんどの生物が守りに入るわけですね、
そうなるとクマはアクティブに餌を探すより
蓄えた脂肪で動かずしのいだ方がいいと考えます。
これが、クマの冬ごもりです。

もちろん、クマのようにこもることなく
生活を続ける生物もいますが
繁殖や子育てなど
体力を使い豊富な食べ物が必要なことは
なるべく暖かくなってから行います。
冬は、生き物は保守的なんですね。

人も、もちろん同じです。
いくら文明が発達して過ごしやすくなっても
冬は思考がパッシブに切り替わります。
保守的になり、活発に動くのが億劫になるんです。
それは気持ちにも影響しますので
冬はなんだかのんびりした気分で過ごし
夏は色々な事にチャレンジしたり出かけたり
活発になりやすいです。


まとめ

夏のモチベーションを冬に持ち込む事は
なかなか難しいようです。
ただし、気持ちに素直になると
楽しく過ごせるかもしれません。
夏場はおもいっきり楽しみ
冬になったら部屋で思い出に浸るのも
冬を楽しく過ごす秘訣なのかもしれませんね。













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