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2016年3月11日金曜日

歩く速度を上げるだけ、カンタン鬱病対策







速歩をご存知ですか?
よく聞く競歩とは区別されているもので、
普段の歩みを意識的に早めたもの
という解釈がわかりやすいかと思います。
いわゆる歩くジョギングでしょうか。


速歩が勧められるワケ

鬱病患者には、運動やスポーツが効果的というのは
皆さんが周知しているところです。

最近の新しい鬱病の医学的見解として
BDNF(脳由来神経栄養因子)の減少
があります。
BrainDerivedNeurotrophicFactor
簡単に言うと、脳の栄養です。
脳は
生まれた時点でニューロンはほぼ形成されている
といった話を聞いたことがあるかと思います。
しかし、一部のニューロンやシナプスは
新たに形成されているそうです。
それに、この栄養は
現存のニューロンを維持するためにも不可欠です。
鬱状態で減ったBDNFは、運動によって
取り戻すことができます。
しかし、過度な運動は
更なる鬱を引き起こす可能性があります。
そのため勧められているのが、速歩なのです。


速歩のやり方

普段の歩みを、
自分で『速くて少し疲れそう』と感じるペースにあげて
1日合計20分程度を目安に行います。
通勤や通学の時歩いている方や、
買物へ行く道などで実施すると
簡単にできてしまいます。


まとめ

特に日本人は、朝から帰りまで
セカセカ歩いて電車には駆け込むし
『ああいう風にはなりたくないものだ…』
と思っていました。
しかし、もっと注目してみていると
あえて速く歩いているといった人が見つけられます。
階段の上り下りでも、つま先だけ段に乗せるように
心がけているサラリーマンをよく目にします。
忙しいからこそ、あえて余裕を持った行動を
心がけているのかもしれません。
是非、日常に速歩を取り入れて
健康な脳を作ってみませんか?



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