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2015年12月29日火曜日

感情を司る、脳内物質をおさらいしましょう





鬱に関わる項目だけでも、
こんなにたくさんの記事になるんですね。
記事内でそれぞれ紹介していた脳内物質たちですが
今回の記事でおさらいして
まとめてみましょう。


感情のメカニズム

脳内物質とは、正確には神経伝達物質という
神経細胞のニューロン同士でやりとりされる
情報を伝えるための物質です。
実際には、
架け橋となるシナプス同士でやりとりされます。
外部から刺激があると、その状況に準じた物質が放出され
順に伝わっていきます。
その種類や数によって、様々な感情が沸き起こります。

神経伝達物質は50種類以上あるとされていますので、
よく記述に出てくるものや聞き覚えのあるものを
抜粋して紹介します。


ドーパミン
主にの感情に関わっていて、ヤル気につながる。

アドレナリン
交感神経の興奮、闘争心などが掻き立てられる。

ノルアドレナリン
ストレス状態になり、心拍数が上がり逃走心に関わる。

セロトニン
安心感、平常心をもたらし、ストレス回避などの効果。

メラトニン
脈拍・血圧・体温を下げ、睡眠の状態へ誘う。

ヒスタミン
痛みや痒みに関係し、アレルギーなどを引き起こす。

エンドルフィン
鎮痛作用、幸福感や気分を高揚させる作用がある。


このあたりをおさえておくと、多少
専門的な記述があっても対応できると思います。
上記を含め、神経伝達物質は密接に関わっていて
例えば興奮のしすぎを回避するため分泌させたり、
ある事柄において成功した際に幸福感をもたらし
次の意欲へ繋げるなどの働きがあります。
しかし自律神経が不安定になるなどすると、
正常に働かず気分が落ち込んでしまったり
ひどく興奮してイライラを引き起こしてしまいます。

また栄養素が密接に関わっており、
食事に偏りがあると
神経伝達物質の材料不足になりかねません。

正常な生活が、正常な神経伝達物質の分泌につながります。
何事も、健康的な生活から
ということですね!
食事療法や音楽療法など
このブログでも紹介してまいりました。
まずは心身の健康にため、動き出してみましょう。







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