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2015年12月28日月曜日

鬱を可視化!光ポトグラフィーという診察






曖昧さの否めない鬱病、どんなベテラン医師でも
探りながら治療を行っているのが現状です。
しかし、光ポトグラフィーという機器で
鬱病の有無や種類まで
特定できるようになったそうです。
その方法とは?


光ポトグラフィーとは?

鬱病の場合、脳の働きが
健康的な時に比べて悪い事がわかっています。
脳内血流が上手く働かないために
必要な情報を引き出せなかったり
正しい感情コントロールが為されない症状が引き起こされます。

装置の近赤外線で脳の血流を見ながら
簡単な問題に答えることで、
適切な速さと量の血流が
必要な場所へ流れるかを測定します。
もし血流の流れが悪いと、酸素が行き渡らず
神経細胞の機能不全や
神経伝達物質が適切に分泌されなくなるので
脳の血流をモニターすることで
視覚的に診断が可能となるわけです!

今の段階では、診察の一部として利用され
最終的な決断は医師に委ねられています。
しかしこの方法が取り入れられると、
利点もあります。
今まで曖昧さによって
『甘え』『心の弱さ』との偏見が多かった鬱病に
はっきりとした診断が出せるようになるのです。
また、鬱病ではないという
診断結果が増える期待ができます。

可能性の期待できる、大きな一歩ですね!

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