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2015年12月21日月曜日

鬱でゲームにハマる、依存の危険性を知る





以前にも、ネット依存について紹介しました。
今回はゲームに焦点をあてていきます。


ゲームの存在は依存そのもの?

そもそもゲームとは、中毒を起こす内容に作られています。
商品として、長く深く遊んで貰えば
それは好評価に繋がりますから。
そういった点で、最近の主流である
課金アリのゲームはより危険です。


鬱病と診断され休職される方が
特に注意することの1つに
偏って好きな事に没頭してしまうことがあげられます。
鬱病の休暇にすべき事は
心の休息とトレーニングです、
ここを間違えると
休息ばかりを優先してしまい危険ですよ。

鬱で休息を取る状況では、憂鬱感や倦怠感により
布団から出ないという典型的な状況になりがち。
その状況から気分転換をしようと思うと、
手頃で動かずに済む方法で気を紛らわそうとします。
ゲームもそんなツールの1つ。

余談として
最近では手軽にネット環境下のゲームを楽しめるため、
顔の見えない相手と関わることが出来ます。
しかしこれに社会性はほぼありません、
助けてくれるのは、あくまで現実世界の人間関係です。


ゲーム中の脳

そもそも、ゲーム中の脳はどう働いているのでしょう?
一般には、幸福感を感じる
エンドルフィンなどの脳内物質が
出ている状態だそう。
この状態は、実は鬱にとって良い効果があります
脳の機能が向上し、次へのヤル気に繋がるためです。
学習した内容がプラスの結果を生むと、
さらなるヤル気に繋がっていくのは
この幸福感を求めての行動です。

ではなぜ
ゲームが鬱に悪影響を及ぼすのでしょうか。
ゲームをプレイすると、
レベルアップやアイテムの収集など
進むにつれ充実感を感じます。
それはエンドルフィンによるもので
その幸福感を求め
さらにゲームを進行しようと考えます。
この繰り返しこそが、依存の原因となります。

さらに、ゲームは多くの場合
画面からの光刺激にさらられ、
瞬きの回数が極端に減り
眼精疲労を起こしやすいです。
鬱症状として体の凝りがありますから、
そこへ追い打ちをかけるかたちとなり
倦怠感もいっそう強くなるでしょう。


エンドルフィンのわかりやすい例えが
ランナーズハイです、長時間の疲労や痛みに反応し
エンドルフィンが分泌されます。
そのためランナーは、
清々しい気分を味わう事になります。
この例のように、使い方さえ合っていれば、
とても有益に働いてくれるのです。
ゲーム以外で充実感を得ることを
是非オススメいたします。



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